出演者プロフィール

姜泰煥(かん・てふぁん)

アルト・サックス

 

世界の音楽界を席巻する、技法と創造。韓国が誇るサックスの至宝。

 

 

1944年生まれ。サックス奏法におけるマルチフォニックと循環呼吸奏法の先駆的至宝。その技法と創造の結実はあらゆる範疇を超える。東洋的な伝統スケールを織り込んだインプロヴィゼーションにてその存在を知られる。小学生の頃よりクラリネットを吹き始め、その才能は注目の的となり、米軍基地内のビッグバンドに加わってジャズと出会い、アルトサックスに転向。

 

68年には20代にして韓国最年少のビッグバンドリーダーとなる。78年、金大煥(perc)、崔善培(tp)と韓国初のフリージャズ・グループを結成。このトリオでサムルノリ、ソウル交響楽団、韓国の民族舞踊等と共演。個人でもソウル交響楽団と共演を行う。近藤等則が企画した「Tokyo Meeting 1985」での来日で日本に存在を知られることになる。88年のトリオ解散後もソロにて度々来日し、日本のクリエイティヴなミュージシャンたち〜山下洋輔、佐藤允彦、高田みどり、富樫雅彦、吉沢元治、大友良英等や、エヴァン・パーカー、ジョン・ゾーンを始め、海外の演奏家とも共演。

 

日本では横浜「Bay'90 フェスティバル」、福岡「日韓Jazz Session ‘90」、「東京国際演劇祭 ‘90」中の「日韓行為芸術祭《文隣》」など種々の音楽祭に出演。2000年以降もほぼ毎年来日する。02年、韓国にて朴在千(perc)、美妍(p)というパートナーを得て新グループを結成。06年秋にはロンドン・ジャズ祭を含むヨーロッパツアーを敢行。07年4月には高橋悠治とのデュオツアー、08年5月、09年9月には高橋悠治、田中泯を中心としたツアーを行う。

 

公式サイト http://breath-passage.com/

田中泯(たなか・みん)

ダンス

 

映画『永遠の0』での圧倒的な存在感。話題作にも多数出演。
 
 

1945年、東京生まれ。70年代初めより独自の舞踊を求める活動に入る。78年、身体気象研究所を創設、舞踊団「舞塾」(81〜97年)を結成。85年、山梨県白州町に「身体気象農場」開設、農業と舞踊の同時実践を開始。97年山梨県甲斐市に「舞踊資源研究所/桃花村」を設立後、「桃花村舞踊団」「農事組合法人桃花村」同時結成する。05年には場の創設として山梨県甲府市の「桜座」復活に参画。90年フランス政府より芸術文化騎士章、西ドイツ・ミュンヘン演劇祭最優秀パフォーマンス賞を受賞。02年『たそがれ清兵衛』に出演。日本アカデミー賞最優秀助演男優賞と新人賞受賞、キネマ旬報新人賞受賞。07年NHK土曜ドラマ「ハゲタカ」出演。現在全国各地で「場踊り」を展開中。また、ロングラン上映中の映画『永遠の0』の演技は非情に印象深い。

 

公式サイト http://www.min-tanaka.com/

中村達也(なかむら・たつや)

ドラム

 

様々なフィールドで活動するドラマー。NHK大河ドラマ『龍馬伝』に俳優として出演。
 

1965年富山県出身。原爆オナニーズ、ザ・スターリンなど数々のパンクバンドのドラマーとして渡り歩いた後、1990年浅井健一(g,vo)、照井利幸(b)等と共にBLANKEY JET CITYを結成。2000年解散後からは自身のソロ・プロジェクトLOSALIOSを本格始動し、5枚のアルバムを発表。また洋邦を問わず、ジャズ、アヴァンギャルドなど各界のアーティストたちとのセッションも精力的に行っている。現在の活動はLOSALIOSを筆頭に、FRICTION、TWINTAIL、SPEEDER-Xなど多岐にわたる。俳優としても活躍しており、『BULLET BALLET バレット・バレエ』(00年/塚本晋也監督)、『涙そうそう』(06年/土井裕秦監督)、『蘇りの血』(09年/豊田利晃監督)、NHK大河ドラマ『龍馬伝』(10年)などに出演。持ち前の野生を生かし、様々なフィールドで活動している。

URL : http://www.losalios.com/

 

大友良英​(おおとも・よしひで)

ギター

 

『あまちゃん』の音楽で大ブレイク!日本レコード大賞」作曲賞はじめ、数々の音楽賞を受賞。
 

1959年神奈川県出身。十代を福島市で過ごし、阿部薫、高柳昌行などのフリー・ジャズに衝撃を受ける。1980年代後半より数々のライブハウスに通うかたわら、ノイズミュージックやフリー・ジャズの分野の様々なバンドでギターやターンテーブルを使った即興演奏を行うようになる。1990年代に入り、リーダーアルバムを香港のレーベルから発表。自身のバンドGROUND-ZEROを立ち上げ、同時期に香港や中国映画の音楽も手がけるようにり、ジャンルや国境を超える独特の活動スタンスが内外で注目を集めた。2000年代に入ってからはONJQ等を結成、ジャズの分野でも活動。カヒミ・カリィや浜田真理子等ポップシンガーのアルバム・プロデュースも手がけるようになる。近年は、映画・ドラマに音楽を数多く提供。代表作として『風花』(相米慎二)、『その街のこども』(NHK大阪制作)、『白州次郎』、『クライマーズ・ハイ』(NHKテレビ版)の他、2013年には『あまちゃん』のサウンドトラックをオリコンチャート1位に送り、「第55回輝く!日本レコード大賞」作曲賞はじめ、数々の音楽賞を受けたことは記憶に新しい。2011年には東日本大震災を受けて5月に遠藤ミチロウ、和合亮一らとともに『プロジェクトFUKUSHIMA!』を立ち上げ、その活動を継続的に行なっている。URL : http://www.japanimprov.com/yotomo/yotomoj/