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ブレス・パッセージ2014@つくばカピオホール

アジアの至宝である、姜泰煥(カン・テファン)。マルチフォニックと循環呼吸奏法の使い手で、東洋的な伝統スケールを織り込んだインプロヴィゼーションで、その存在を世界に知られています。1985年に「姜泰煥トリオ」として韓国から初来日以来、その唯一無二の演奏は、山下洋輔、大友良英はじめ多くの日本人演奏家との共演ばかりか、世界の音楽界を席巻してきました。

 

2007年春、クラシック・現代音楽の重鎮・高橋悠治との本格的な共演に次いで、2008年初夏のツアーは舞踊家・田中泯を迎えた新たな形の展開を敢行しました。それをもとに、2009年、2011年、2013年と高橋悠治、田中泯、大友良英、土取利行等など、世界の圧倒的メンバーで全国を廻り、 田中泯と姜泰煥との出会いで生まれた新たな展開は、回を重ねる度に真の意味の<コラボレイション>を深めています。

 

2008年5月29日のつくば公演では、高橋悠治(ピアノ)、田中泯 (ダンス)、斉藤徹 (ベース)を迎え、伝説的な素晴らしい一夜のステージを繰り広げました。(参照→2008年つくば公演URL)

 

6年ぶりとなる今年のつくば公演では、昨年、NHKドラマ『あまちゃん』の音楽で数々の音楽賞を受賞し、大きな話題を呼んだ、大友良英が出演します。ダンスの田中泯は、ロングラン上映となった話題映画「永遠の0」、今夏上映される映画「るろうに剣心」など、スクリーンでの圧倒的な存在感で多数の作品に出演しています。そして、近年は俳優としても個性を発揮している元BLANKEY JET CITYのドラマー・中村達也を加えた新ユニットでのステージとなります。

 

2009年の<火>、2011年の<水>、そして、今の時代の象徴<土>が今年のテーマとなります。

 

一夜限りの出会い。田中泯×姜泰煥×中村達也×大友良英、Breath Passage 2014@つくば。

 

 

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